ブログ[個別記事]

美食倶楽部 vol.5 荒木陶房を訪ねて…1〈 2014年3月10日 〉


 

当店の器でもお世話になっている京焼、清水焼の陶芸家が窯を構える、
宇治市炭山工芸村の一角にある荒木陶房さんにお邪魔しました。

1生憎の雨でしたが、窓から見える自然の景色を眺めながら山道を奥へと進みます。

 

3静かな陶房が並ぶ一角にあります。

 

 

到着後、ギャラリーにお邪魔し料理長が器の相談中。

 

21      

 

 

綺麗に展示された器の数々。

 

 

 

 

 

ギャラリーを出て、いよいよ陶房へ…。

陶房入口には様々な器が並んでいます。

 

19山積みされた器の数々の迫力!

 

ご主人、荒木義隆氏。
鋭い眼差しで器を手に取る姿は流石です。

 

息子さんの荒木漢一氏。

 

当店の先附等にも使わせていただいている器を目の前で作って頂きました。

 

笠取士半窯の特徴的なトルコブルーの器です。
左が仕上がった器。焼き上げ前とではこんなにも大きさが違うんですね。

 

先程仕上げた器を2週間程置き乾燥させ、高台を削った後、800℃で素焼き。

 

さまざまな種類の粉を調合した釉薬を塗り再度釜へ

 

13歴史を感じる大きな窯。
この釜で様々な器が生まれたのでしょう

 

15焼きあがった器からは時折、
キンキンと貫入が入る音が響き渡りとても幻想的でした。

 

こちらは、炭で焼き上げる窯だそうです。

 

 

日本独特の製法で色々な季節を表している焼物。
手間をかけて出来上がった器の形・姿を思い浮かべながら仕上がりを待ちます。

この後、荒木先生のお嬢様である桜子さんの色工房へお邪魔致しました。
素晴らしいガラスの数々…。

色工房のご紹介は次回美食倶楽部でお伝えいたします。